結婚や子育てなどにより仕事をドロップアウトした人が、復職のため再就職の場に選ぶことが多いのが介護職だ。その理由は3点ほど考えられる。
1つ目は、さまざまな求人が多いことだ。慢性的な人手不足もあり募集は多く、無資格・無経験でもOKなところも多い。その分、現場での教育がしっかりしているところも多く、長く働くことができる。また、常勤だけではなく人手が欲しい時間帯のみのパート勤務募集も多いため、家事や子育てをしながら働きやすい。主婦の復職理由(http://xn--u9jy53l40mg8ah26a.net)に「家計や子育て資金に余裕を持たせたい」というものがあることから、こうしたフレキシブルな働き方が出来る職場は家事や育児との両立を考えた時に人気があるのだ。
2つ目は、今後の自分の知識や経験に役立つことだ。これは、はじめ無資格で介護スタッフとして従事したのち、実務経験年数や研修を経て、介護福祉士をはじめ社会福祉士やケアマネージャーなど、様々な関連資格を取得するチャンスが得られることも大きい。今後、自分の家族に介護や医療の経験と知識を役立てることができることもある。
そして3つ目は、社会貢献度が高く、一生の仕事にできることだ。介護職はこれからの高齢化社会にますます必要な仕事となってくる。体力的に現場での仕事が辛くなったとしても、資格や経験を活かして生活相談や事務などの内勤に異動・転職することも可能だ。
介護業界ではほとんどの職場で女性が7割以上従事しており、スタッフ同士のチームワークがあり、優しくてあたたかい雰囲気があることが特徴だ。社会的に職業についても見直されており、収入も期待できる。自分の生活や適正を考えつつ、介護業界への復職を目指してみてはいかがだろうか。